髙木知寿子 ワルシャワ ピアノトリオ/メッセージ・オブ・ソウル ~心のメッセージ~
1. バッハ=グノー:アヴェマリア Bach=Gounod : Ave Maria (4:06)
2. パガニーニ:「ソナタ」ホ短調作品3-6(Vn,Pf) Paganini : Sonatae-moll Op.3-6 (4:43)
3. ラフマニノフ:ヴォカリーゼ Rachmaninoff : Vocalise (6:38)
4. フォーレ:エレジー(Vc,Pf) Faure : Elegie (5:55)
5. ショパン:ノクターン Chopin : Noctune Es-dur Op.9-2 (4:01)
6. 日本唱歌:もみじ Japanese singing : Momiji (2:25)
7. ラフマニノフ:ヴォカリーゼ(Vc,Pf) Rachmaninoff : Vocalise (6:23)
8. モンティ:チャールダッシュ Monti : Csardas (5:06)
9. メンデルスゾーン:歌の翼に Mendelssohn : On wing of song (4:02)
10. シューベルト:アヴェマリア Schubert : Ave Maria (5:57)
・このトリオに、神の恵みを / 日下部吉彦
日本の可憐な女性ピアニストと、東欧のベテラン・アーティスト2人が組んだピアノ・トリオ。この組み合わせ自体が魅力的。しかも、この3人の信頼関係は厚く、今回のCDのプログラミングに当たっても、数十回のメールのやりとりがあったという。
前回のCDでは、チャイコフスキーの大曲「偉大なる芸術家の思い出に」が据えられたが、今回は耳に親しい小品などが集められて、3人の間に、やさしい会話のやりとりが聴かれ、それだけ思いは深い。
CD完成の直前、大阪のフェニックスホールで、このトリオのリサイタルが開かれたが、アンコールで、ショパンの「ノクターン」が始まったとき、舞台背景の「壁」が開き、大阪の街の灯が一面に広がっていったシーンのあの感動が、さまざまと蘇る。(第5曲)
バッハ=グノーの「アヴェマリア」に始まり、シューベルトの「アヴェマリア」で閉じるこのCDに、神の恵みがあることを祈る。
(音楽評論家)
高木知寿子【Pf】Chizuko Takagi
ピオトル・ツェギエルスキー【Vn】Piotr Cegielski
(ワルシャワ・フィル=コンサートマスター)
カジミール・コシュラーチュ【Vc】Kazimierz Koslacz
(ワルシャワ・フィル=コンサートマスター)
- 録音日1
- 2009年7月10日
- 録音会場1
- 滋賀県安土町文芸セミナリヨ
- 録音日2
- 2009年7月13日
- 録音会場2
- 大阪 ザ・フェニックスホール(ライヴ録音)
- レコーディングエンジニア
- 大塚貴雄(N.A.T)
- ピアノ調律
- 菊池和明
- カヴァーデザイン
- 吉田淳一(JY DESIGN) http://www.jy-design.jp
- 定価
- 2,000円 (MARS-ETT1411)
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